気の経絡指圧法 安らぎのツボ 実技編

講談社アルファ新書

遠藤喨及 著

本書の一部紹介

第二章 ツボ革命

さてツボを観る心とは何か? 経絡を認識し治療する心とは何か?
それは一口に言えば共感の心である。
他者の「いのちの感覚」を想像する心である。
これを「共感的想像」という。

 

第五章 どうすれば気がでるか

まず最初に、教室で行われるのが、この「気の導引法」である。
「指圧の修行に、なぜこんなものが必修課目として入っているのか」
と不思議に思う人がいる。特に日本人に多い。
しかし中国の東洋医学院でも、一九九五年からだったと思うが、
気功・導引が必修課目になったと聞いた。
考えてみたら、これはあたり前のこと。
自らの気を、豊かに鍛えた者こそが、
気の治療を他に施すことができるからだ。

 

第七章 経絡が見えるようになる

内観とは、すなわち、自分の心の中を観るということ。
「なぜそんなことが必要なのか」とお思いだろうか?
それは、術者の意念と共感によって
感応した経絡が、術者の心に反映するからだ。
もちろん、はじめはおぼろげなものでしかない。
しかし、これを常に内観していくことによって、
それはいつしかハッキリと、生命(気)の流れとして、
わが心に立ちあらわれる時が来る。

 

第八章 超特穴(ちょうとっけつ)

ツボの中でも特に効くツボ。
言ってみればそれが超特穴。
正式には「超脈上の特定穴」という。
全部で十八点ある。なぜ超特穴が、特に効くのか? 
それは、より直接的に「邪気」に
アクセスすることができるツボだから。